鉄骨2階建てのこの建物には、もともと屋内に階段が無くホームエレベーターが1機あるだけでした。外階段だけでは行き来の多い1〜2階間の移動が不便なだけでなく、雨天時には特に日常作業が非効率的になりやすく、また台風などの緊急時には大きな障害となりかねない状態でした
そこで外階段に壁と屋根をつけ、雨風を凌げる内階段をご提案しました。まず様々な角度や方向から実測を行いました。ただ階段を覆うだけではなく、冷暖房効率・雨仕舞い・採光・通風経路等を考え設計しました。
浴室は広く介護補助設備はあるものの暖房設備が無く、高齢者にとって快適かつ安全とは言えない状態でした。
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